劇団 東京夜光 / Tokyo Yako Theatre Company

下北沢演劇祭の若手支援企画「下北ウェーブ2018」に川名幸宏が選出され、それを機に2017年設立。
同企画で2018年2月「裸足の思い出」を上演。普遍の人間ドラマに重きを置いた創作を目指す。
2018年12月、初単独公演となる「世界の終わりで目をつむる」を上演。風呂なし三畳一間のアパートに住んだ自身の経験を元に、三畳一間に住む貧困ミニマリスト男と宗教女の恋を描いた。

2019年8月、「ユスリカ」を上演。「仲の悪い妹の結婚式で感動して泣いた」という経験から着想を得て、結婚直前の妹夫婦の家に、「余命宣告された」と言って風俗嬢の姉が住み着く、憎しみ合う姉妹の物語を描いた。
2020年8月、(公財)三鷹市スポーツと文化財団「MITAKA “NEXT” Selection 21st」に選出され、三鷹市芸術文化センター星のホールにて「BLACK OUT」を上演。ある演劇青年が演出助手としてついた、コロナ禍2020年4月本番予定の舞台の、稽古期間1ヶ月の物語を描き話題を呼ぶ。

2021年4月、劇団化。立ち上げから創作に関わってきた、丸山港都、草野峻平、笹本志穂、藤井良一、浦本佳亮、中村光彩、山﨑牧、平崎絵理、川名正人がメンバーになる。
同年7、8月、劇団化後初公演として「奇跡を待つ人々」を上演。ヴァーチャル世界で生きる極度に無関心な女の元に、過去から二人の男が迷い込み、不確かな生きる意味を問う姿を描いた。初の地方公演として仙台公演を行う。
2022年2月、「悪魔と永遠」で本多劇場初進出。東出昌大を主演に迎え、罪を犯し罰を受けた男のそれからの物語を描いた。
一貫して自身の経験や、そこで得た感覚を普遍の物語に昇華し、繊細で綿密な会話劇と、ムーブメントによる空間演出を織り交ぜる試みをしている。

Member

劇作家・演出家

俳優

俳優

俳優



浦本佳亮 舞台監督

山﨑牧

中村光彩 音響家

平崎絵理 デザイナー/アートディレクター

川名正人 映像作家

藤井良一